セミナーやイベントを積極的に活用する方法

セミナーやイベント開催にむけて

多くの企業が宣伝のためにCMや紙媒体などのメディアを活用しています。
最近では動画で配信するネット広告などを利用する企業も増えてきました。
同じように、セミナーやイベントを活発に行うことを選ぶ企業も多いのです。
多くのお客様を購買に導くように教育する、生の反応を見る、意見を聞く、直接の勧誘を行うなど、一方方向の発信と違う、さまざまな機会を得ることが可能だからです。
ここでは、そんなセミナーやイベントの活用に関してのお話をしてみたいと思います。

参加者の反応は財産
しっかりとフィードバック策を考える

ワークショップや講義に新たな価値を付加するひと口にセミナーや講座、イベントと言っても、企業用の教育セミナーからノウハウ体得のワークショップ、そしてプロモーションのためのイベントなどなど、種類も実施目的も多岐にわたります。

でも、その基本は、講師やスピーカーの持つスキルや知識を、求める人に渡すものだということ。

参加者も金額の多少には関係なく、知識を得たいという目的を持っています。

だとすると、彼らが満足を感じるために、あなたが意識しなければならないポイントはどこでしょうか?

「知識を受け取れていると実感できているかどうか」

知識を送りっぱなしになりがちなセミナーやワークショップだからこそ、
参加者の反応を常にキャッチし、参加者の気持ちを満たしているかどうかを知る必要があります。

  • 随所に反応や感想が上がるような工夫を入れる。
  • アンケートを取る。
  • 参加者への質疑応答をしっかり取る。

といった方法で継続的にモニターができなければ、教育的な要素が強いイベントの運営は長続きしないでしょう。

「お客様に教えていただく」

こういったセミナーの特徴を生かし、リサーチや販促活動を目的として参加者の反応を見ることに特化したものを開催することもできます。

たとえば販売を予定している商品に関連したイベントを企画し、参加者に実際に商品を見せて反応を見る、あるいは試してもらいながら直接話しを聞くことで、アンケートでは分からない細かな情報を得ることができます。こちらからは有益な情報やノウハウを伝え、企業や商品に対しての信頼を獲得しておけば一石二鳥ではないでしょうか。

見込み客に近い方々から実際に意見を聞くことは広告方法の決定や商品の開発には欠かせません。セミナー形式を使って、新たな展開を構築してみてはいかがでしょうか。

セミナーやイベントを記録に残しておきましょう

webimage66セミナーやイベントを行うのであれば、できるかぎり記録を残すことをオススメします。

音声や写真で記録を残す方は多いのですが、ビデオでとなると、敷居が高いのか、きっちりと取り組む方は少ないようです。

動画やDVDは、その時の現場の状況をもっとも鮮明なカタチで残すことができる唯一の手段。きっちりと記録したものをあとで確認することで、改善点や参加者の反応の違いを見つけ、次回以降の取り組みに反映させることができます。

さらに進めて、複数のカメラとマイクラインを使ってクリアに記録しておき、使用した資料と合わせてうまく編集でアレンジができれば、少ない費用で販促物や教材としての新たな価値をつくり出せます。

たとえば時間とコストをかけて各地で開催している、人気があってリピート開催が多いセミナーや講義を教材としてまとめ、会員制の動画配信やDVDを利用して届けるという新たな収益の可能性も生まれてくるのです。

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