今さら聞けないインターネット基礎用語を再確認

普段からスマホやパソコンでインターネットを活用して情報を得ている。
仕事でいつもパソコンに向き合っている。
なので、ホームページの運営ぐらいは大丈夫だろうと思っていた。
でも、実際に細かな事柄になってくると専門用語の意味や動作の仕組みが予想以上に分かっていない……。
そのためにホームページを始めたものの、途中でギブアップなさる方は意外と多いようです。

もし、ホームページを作成する必要がある、これから依頼や運営しなければならなくなったなどで、ちょっぴり不安をお感じなら、この機会に必ずぶつかる次の言葉からチェックしておきましょう。

インターネット通信網は世界中を網羅しています

webサーバーはあなたのホームページデータがいるところ

世界じゅうにあまねく張り巡らされた回線や無線網を伝ってデータをやり取りするのがインターネット。

たとえばあなたのパソコンやスマホから「A」というページのデータがほしいとリクエストしたとしましょう。

各地に点在する仲介システムは、希望データがどの番地(IPアドレス)方面に記録されているのか、これまたあちらこちらに散在する通信記録をたどり、自動的に道順を決めてリクエストを伝えます。

行き着いた先には必ずデータが記録されているコンピューターが存在し、受け取ったリクエストに合致するデータをあなたの居場所に向けて送り返すのです。

番地は世界中で同じものが存在しないように工夫されているのですが、この、ネットのそれぞれの番地にあってデータを蓄えているコンピューターを「webサーバー」と言います。

あなたがもしホームページを公開する場合、こういった番地に割り当てられたどこかのwebサーバーの一部を借りてデータを置くことになるでしょう。とはいっても、ご自分で運用するには大変なコストと知識が必要。なので、そういったサーバーを管理・運用している会社のサービスを使って、レンタルや場所借りするのが一般的です。大きな企業では社内管理するコンピューター内にデータを置き、それにインターネットの番地を割り当てることで世界じゅうに公開している場合もあります。

「ドメインを取得」って、どういうこと?

ホームページデータが置かれている番地は数字の羅列で覚えにくいもの。

それを人が覚えやすくするために考え出されたのが英数字に置き換えるURLという概念です。
そしてURLを構成する基本ルールの1つとして「ドメイン」があります。その番地に誰が住んでいるか分かりやすくする表札のようなものと捉えることもできますね。

ただし、この表札は番地(IPアドレス)の場合と同じく重複するものがあってはならないというルールが定められていますが、登録の際に重複していないかチェックができるようになっています。

さらに第1レベルドメインと第2レベルドメインを組み合わせることで目的や所属が明確にできます。
第1レベルドメインは「.com」「.jp」「.co.jp」など、属する国や地域、種別などを表します。第2レベルドメインは任意の文字列部分です。英数字の組み合わせを使ってあなただけのものを決めることができます。

ドメインは取得代行サービスを使えば自分で簡単に取得できますし、ホームページ制作を依頼する業者に委託する方法もあります。また、最近では登録数が膨大になっていますので、取得する際には重複したときに備えて候補をいくつか考えておいたほうがよいでしょう。

意外と曖昧な「 ホームページ」という言葉の意味

インターネット上で閲覧できるように公開されるデータは、いくつかの規格(主にhtml)に準拠してつくられています。

閲覧側は、その文章を公開する側の意図どおり表示できるソフトウェア(インターネットブラウザ)を使う必要があります。

こういった、インターネット上で公開、ネットワーク上での送受信、閲覧ができる仕組みになっている文書1枚を「webページ」と呼びます。そして、情報提供に必要な枚数だけwebページが集まって全体が構成され、ひとつのドメインやアドレス下にくくられたものが「webサイト」なのです。

本来の意味での「ホームページ」は、インターネットブラウザを起動したときに表示されるページのこと。
それが、ほとんどの場合は指定サイトのフロントページだったことから、webサイト内で階層構造になってつながっているすべてのwebページの入り口となるフロントページ(メインページやインデックスページとも)のことを指す言葉に変わっていったといわれています。

といった背景があるので、新しくインターネット上に発信コンテンツをつくる場合には、ホームページ制作ではなく、webサイト制作やwebページ作成と言うほうが正確な表現になるんですね。でも、国内でホームページというと、一般的にインターネットに公開するためにつくられた情報全体を指すことがほとんどですので、あまり気にすることはないでしょう。

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