マーケティング用語ってとっつきにくい

インターネットを利用してビジネスを行うなら、いわゆる「Webマーケティング」に関する言葉を避けて通ることはできません。
ところが!
ちょっと勉強しようと思ったら、パッと見た感じ、どれもこれも同じようなアルファベットの略語やらカタカナの専門用語が並んでいて……。

それほど真剣にマーケティングを考えていなくても、何かしらの方法とかをググってると、関連した用語が出てきて意味が分からん!
そして面倒くさくなってしまう。

意外とありがちな話ではないですか?

え? そもそもWebマーケティングって言葉自体、得体が知れないって?

ごもっともです。

当社のサイトでは、なるべく分かりにくい専門用語は使わないようにしていますが、それでも時々気づかず顔を出しているかもと自戒の念を込めて。
そんな可能性のある、よく使われがちな専門用語を並べて解説してみましたので、ご参考まで。

コンテンツ戦略に関するもの

リサーチ

市場の状況を調査することです。
主にお店や商品を取り巻く環境や現状を調べます。見込み客となり得る層のニーズや商品の購買頻度、競合の状況などが主な対象。
Web上の調査だけでなく、出版物の状況調査、アンケートやインタビュー、対面調査などを実施する場合があります。戦略全体と密接に関わる部分です。

ターゲティング

市場をさまざまな統計要素ごとに分類・分析し、事業や商品にとってもっとも効果的と思われる対象をしっかりと見極めるといった意味。
この対象づくりとして、できるだけ具体的な架空の人物像をつくりあげる方法をペルソナ設定と言います。

ポジショニング

ターゲティングしたお客様に対して、自分たちが独自な存在になるよう、競合と異なる点や優位な点を洗い出し、イメージづけすることを言います。

USP(Unique Selling Proposition)ユーエスピー

簡単にすると「あなたにしかない独自の売り」といった意味。
たいへん強いアピールポイントになるうえ、競合がどこもマネできないほど見込み客にとって強烈なものであれば、市場を独占できる可能性も。

オファー

訪問者や見込み客に対しての提案、提供するもののこと。
アクションを起こすことで「無料レポートがもらえる。」「今、購入すると3年保証付き」など。アクションが起こす側が有利さを感じるほど、良いオファーと言えます。

ベネフィット

購入する、使用するなどで顧客側が得られるメリット。
「再生周波数特性20hz〜20000hz」のスピーカーなら、「人間が聴き取れる範囲の音はすべて忠実に再生できますので、音質の限界に悩まされず、お部屋が誰を呼んでも感動してもらえるコンサートホールになります」というふうに、事象や事実を提示するのではなく、それによりどういう結果や感情が得られるかを具体的に示したもの。

ブランディング

簡単に意味をまとめてしまうと、商品や会社の固有名詞を、その製品やサービス分野全体の一般的代名詞になるような地位に押し上げるための戦略。
たとえば「セスナ」は一般的に軽飛行機を指す言葉ですが、セスナ社の軽飛行機とはあまり言いませんよね。実現するためには、言葉、ビジュアル、商品インパクトなど、さまざまな手法を最大限に活用する必要があります。webマーケティングではよく使われます。

ホームページ運営に関するもの

SEO(Search Engine Optimization)対策

SEOは検索エンジン最適化の英語を略したもの。
GoogleやYahoo!といった検索サービスで検索した際、検索結果一覧の少しでも上位に表示されるように行う改善対策のこと。
詳しいことはこちらのページをご覧ください

Google Analytics

Googleが提供しているアクセス解析ツールのこと。
これを自分のホームページと連動させることによって、訪問者数をはじめ、どのページから訪れたか、訪問者のホームページ内での足取りや、検索に使ったキーワードなどを知ることが可能になります。
現状だけでなく分析により改善点を把握できるため、ある程度の結果を求めるなら運営に必須。

PV(Page View)ページビュー

ホームページに訪れた人が見たページ数のことを意味します。
一度の訪問でトップページのみ閲覧した場合は1PVとカウントされます。
トップページ→商品紹介ページ→営業案内と3ページを閲覧したなら3PVとなります。
訪問者数に対してこの数が大きいほど、内容がしっかりした、情報価値のあるサイトと考えることができます。

LP(Landing page)ランディングページ

分かりやすい言葉にしてから考えたい訪問者が検索やリンクなどからホームページを訪れたとき、最初に見るページのことを言います。
通常はトップページですが、検索結果によってはお問い合わせページやブログなどのコンテンツへ着地(ランディング)する可能性もあります。
顧客獲得へと繋げられるよう、ランディングしたページから、目的ページへ誘導できるようにホームページ全体の導線を工夫することをLPO(Landing page Optimization)とも言います。
最近では、ネット上のバナーやリスティング広告から、内容を読ませることで登録や成約につなげる独立ページへダイレクトに飛ばすことが主流で、こういったレター形式の完結ページのことをランディングページと言うことが多くなっています。(アメリカではスクィーズページと呼ばれています。また、アドレス登録してもらうだけのオプトインページと同意語になるときも。)Webマーケティングの世界ではアホみたいに使います。

リード

見込み客のこと。
あなたに興味を示す行動をしていて将来に顧客になる可能性がある人を指します。
一般的には会員登録やメルマガを購読させるなどでアドレスや名前を登録している状態の人のこと。そういった人を集めることをリードを獲得すると言います。

ウェブ広告に関するもの

リスティング広告

PPC(Pay Per Click)広告とも言います。
Google、Yahoo!といった検索サービスで検索結果の上部や左右に表示される広告のこと。検索した言葉に連動して表示されることから検索連動型広告、キーワード広告とも言います。 1回のクリックにつき費用が発生する課金制が採用されています。

コンテンツマッチング広告

リスティング広告と違い、サイトなどのコンテンツ内容や構造に合わせて配信表示される広告。もし海外ツアーの広告を出すとしたら、あちこちの契約している旅行記ブログや海外情報サイトに出るといったもの。似たようなタイプで少し異なった、表示させるサイトや記事を限定させてしまうプレースメントターゲットと呼ばれるタイプもあります。

インプレッション

出稿した広告が、実際に表示された回数を言います。
実際に見られたかどうかはともかく、画面に表示された段階で1カウント。
以前は表示回数で課金されるバナー広告も多かったのですが、費用対効果から今では少数派です。

CPC(Cost Per Click)クリック単価

多くはリスティング広告で使われる用語で、広告クリック1回当たりにかかるコストのことを言います。
クリック単価 = 広告費÷クリック数という計算式になります。
リスティング広告だけでなく、バナー広告やFacebook広告などを組み合わせてキャンペーンを行った場合、全体の広告総額をクリック数で割ることで、1クリックあたりの費用が算出されます。

CTR(Click Through Rate)クリック率

広告がクリックされる割合のことです。
広告がクリックされた数を広告が表示された回数(インプレッション)で割ったものになります。
クリック率がよいと、広告サービス側から広告品質が高いと判断され、より上位に広告掲載されたりクリック単価が下がったりする可能性があります。どういう内容を見せてクリックしてもらうかも大きなポイントとなるわけですね。

CV(Converison)コンバージョン

「成約率」のこと。そのホームページやwebページの目的達成率。これもwebマーケティングで頻繁に出てくる言葉です。
商品を購入させる、資料を請求させる、会員登録させるなど、こちらが最終的に期待していたアクションを、訪問者がどのぐらいの割合で起こしてくれたかを指します。
たとえば、メールアドレスを入力することで無料レポートをダウンロードしてもらうことを目的としているページに100人の訪問者があったとします。そのうち10人がダウンロードしていたら、コンバーションは10%ということになります。


以上、今回取り上げた用語は、よく使われているWebマーケティング用語の一部にすぎません。知らなければ何もできないということはありませんが、これらだけでも知っていれば精神的に楽です(笑)。
ホームページやショップサイトを運営するなら、こういう言葉を壁に感じなくなって、なんだかおぼろげに全体構造が分かっていると、1歩先に行くのも早くなると思うのです。

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