アクセスアップしたいなら。SEO以前にやるべき5つの対策
ホームページをたくさんの人に見てもらいたい。
そう思ったときに、どうやって訪問者を増やしていくのが一番効率的なんでしょう?
検索で調べてみても、いろいろな方法があって、いったいどれが効果的なのか分からない!
SEO対策は調整に手間暇がかかりそうだし、リスティング広告はお金がかかるし……。
悩んでばかりで何もしないと永遠に解決しません。
あなたが、ホームページのアクセスアップを考えていて、とりあえず何かやってみたいなら。
すぐに始められる、なるべく低リスクで有効な対策を5つ、ご紹介します。
記事へのアクセスアップを決める、見出しの出来
固定ページのコンテンツにしても、ブログの記事にしても、書くからには、よい反響がほしい!
それならばと、読みやすくて、おもしろくて、興味深く読んでもらえる文章を、あれこれ考えて書き進めるのではないでしょうか?
ステキな文章は、もちろん必要です。
ところが、時間をかけて練りに練った記事だとしても、たどり着いて読む人がいなければ、それは労力のムダと言わざるを得ませんよね。
考えてもみてください。
ほとんどの人は、検索の結果や、ほかのサイトに張られたリンクから記事にたどり着きます。
クリックする前の段階から記事がおもしろいかどうかなんて判断はできません。
分かるのは「記事の見出し」と、書きだし部分の50文字程度だけです。
アクセスアップという観点から見たなら、クリックして飛んできてくれるかどうかが勝負の分かれ目。
表示されているのは記事の見出し。
だとしたら、その文字列がアクションを起こしたくなるほど魅力的かどうかが、もっとも重要だと思いませんか?
惹きつける力のある見出し。いったいどういった書き方をすればよいのでしょう?
ライターの間では、記事の評価は見出しの出来が8割と言われるぐらいです。
記事内容と同程度の労力とまではいかないにしても、時間をしっかり取って考えてみてください。
ブログで常に最新情報を発信して網を張る
ホームページを持っているからブログはやっていないという方がほとんどですが、とりあえず外部のブログサービスを立ち上げて、ホームページと連携運用してみるべきです。
ブログで情報発信するメリットは、低ランニングコストや簡単に更新できるといった部分だけではありません。新しい情報を頻繁に伝えるのに“もってこい”なのです。固定ページだけでは表現が難しい斜めから見た魅力も、ブログを使えばこそ、うまく伝えられる場合があります。
動かないホームページを置いているだけだとアクセスアップは望めないものの、検索で記事を見つけた人、あるいはブログサービス内でリンクを見つけて興味を感じた人が、リンクをたどってホームページ本体を見てくれる可能性が高くなるわけです。
すでにブログが組み込まれているホームページをお持ちであれば、そちらをメインに記事の追加を続け、外部のブログサービスでは、本体記事への誘導のための枕部分とリンクを展開するのが一般的です。
「毎日しっかり更新しなくちゃ!」とまで意気込まなくても、できる限りやってみようの精神で続けてみてください。
実際にブログでどんな内容を書いていけばよいのかは、別の機会にお話ししますね。
ネット地図に名前を表示してアクセスアップ
初めての場所に出かけるときやお店を探しているときなど、Yahoo!地図やGoogleマップ、マピオンといったネット地図を利用して行き方を調べる機会、意外に多くないですか?
仮に、地図上にあなたのお店の店名や詳細が載っていたらどうでしょう?
そこからホームページへ誘導できる可能性はもちろん、実際に足を運ぶお客様も、迷わず訪ねてもらえそうですよね。
登録と設定さえ行えば、これは簡単に実現するんです。
特にオススメなのがGoogleマップへの登録。
最近ではMEO対策とも言われているもので、無料で出来てしまいますので、やらない理由はありません。まだなら今すぐに。
Googleマップに詳細を掲載するには、まずGoogleマイビジネスへの登録が必要です。
Googleアカウントからステップを踏んで登録してしまいましょう。
実在を確認するために郵送されてくるコードを入力すれば掲載完了です。
そのほかの地図サービスは、店名掲載する場合は無料というわけにはいきませんが、それぞれ特徴を持っていますので比較検討してみてください。
SNSを味方にする
TwitterやFacebook、Google+をはじめとした、さまざまなソーシャルメディアをうまく使って誘導するだけでも、ある程度のアクセスアップに繋がります。
その前に必ず、それぞれのSNSの特徴や使い方のルールをしっかり知っておく必要があります。ルールを逸脱したアカウントの書き込みは信頼されにくいからです。できるだけ実名を使って登録したあと、友達やフォロー関係の数を積極的に増やし続ける努力は必要となります。
もっとも多いのが、ホームページやブログを更新するたびに、SNS上にその記事へのリンクを貼り付けた書き込みを流す方法です。ただし、単にリンクを張っただけでアクセスしてもらえるとはかぎりません。何か興味を惹くようなコメントや仕掛けを付け加えたうえで、ホームページに誘導する工夫が必要です。
慣れてくれば、それぞれのSNSが提供する有料広告システムを利用して、さらにアクセスを集める試みにも挑戦できます。
また、ホームページやブログ側にSNSシェアボタンを設置しておけば、情報を共有・拡散しやすくなるので、自分に必要なものを選んで大いに活用したいところです。
専門性の高いポータルサイトも利用する
ビジネスのジャンルにもよりますが、ぐるなび、食べログ、ビューティーナビをはじめとする専門性の高いポータルサイトの店舗会員に登録して活用するのも、アクセスアップにつながる1つの方法です。
これらを利用するユーザーの目的は明確ですし、ホームページ側の検索対策や状況にかかわらず、ポータルサイト内での情報が充実していれば、直接の集客や問い合わせにつながる可能性も高くなります。
ただし、信頼を損ねるような表現や事実誤認での書き込みをされてしまう可能性もありますので、放置せずに、こまめに内容を確認しておきましょう。お客様にどう捉えられているかの、よいバロメータとしても利用できますね。
ホームページのアクセスアップといえば検索エンジン対策やリスティング広告にばかりに気を取られがちです。でも、地道ながらも、できる対策は、まだまだほかにも見つけられます。
あまり手広くやると時間ばかり取られてしまいますが、今回挙げたものには最低限トライしてみるとよいかと思います。
企業にホームページは不可欠。これから制作するなら多言語対応を意識したサイト構造やシステムにしておくことで、グローバル展開が可能に。YouTube動画での字幕機能も効果的です。
「お店のカラーに合わせ、こんなデザインにしたい。」ホームページ制作では、こんな最初のプロセスは大きな間違い。あなたが本当にやるべきこととは?