感情を最大限に伝える手段
音の持つ力を活かすために
「音」の創造には指揮者が必要
音の世界では、その扱いや構成の多くが感覚的なものとなります。
この部分でどの効果音を使えばよいか、ナレーションの声質は内容に合っているか、アクセントや読み方は正しいか、間は取れているか、音楽の内容はもちろん、入り方や消え方の雰囲気はどうか、ミックスされた音が最終的にイメージ通りのものを伝えているか。
これらは取るに足らない違いのようですが、こうしてひとつひとつの音がきちんと扱われているかどうかが、実は予想以上に訴求力に影響を与えるのです。
多額の制作費をかけられる放送や映画では、そういったケアが行われていますが、一般的な制作サービスを行っている会社にそれを求めるのは、残念ながら難しいのが現状です。
私どもは、音だけで表現するサウンドドラマから、映像・舞台・ゲーム関連など、これまでに数多くの音響制作を手がけてきました。
ひとつひとつの音が持つ意味や力を組み合わせ、お客様のメッセージを最大限かつ効果的に仕上げることができるのは、そういった演出経験があるからです。その考え方はオーケストラの指揮者と何ら変わりません。