ひとり親家庭支援事業で字幕制作者養成

映像作品を音声なしで見るために?

本日は、早朝から丸1日、新潟駅近くにあるKADO新潟さんに講師としてお邪魔しておりました。

新潟市が実施している「ひとり親家庭等在宅就業支援事業」の目標として、事情により就業が困難な方に場所や時間にとらわれずに働ける“在宅での IT業務”という就業手段を提供するというものがあります。そのほとんどはIT制作関連の研修を実施して仕事に結びつけるという流れなのですが、そのスキルの中の一つとして「聞こえない人のための字幕をつくる」ことが取り入れられ、プロ養成講座の運営実績があるユーフォニアのほうに指導の依頼が舞い込んだ次第です。

受け取る側に立ちながら
発信者のメッセージを考えるのが字幕の仕事

聞こえない人のための字幕といえば、テレビの字幕ボタンを押せば出てくる「クローズドキャプション」をあげることができますが、これ、実は放送局ごとに考え方や基準が違っていて、映画の翻訳字幕などとも作り方が大きく異なっているのです。

そういった現状では、理想の字幕のカタチを複数の技術基準や手法に合わせて落とし込みむことができる制作者が求められます。単にソフトウェアの「使い方」や「問題別対処法」を覚えるための研修では、対応できる人は育たないので意味がなくなってしまいます。多くの方々の多用なニーズを知ることや、文字を扱うためのスキル、日本語力、映像作品や音響効果の捉え方など、多方面の知識とスキルを体得することで総合力や応用力を身につけていただかないと……。

他所でもそうですが、字幕制作の講座を受講される方は覚えることの多さに、いつも驚かれます。人の感覚の1つを補うための仕事なのですから、“文字が打てればそれでいい”というレベルのものでないことは多くの人に知っていただきたいところ。
おまけと思わることが多い字幕の世界。でも、その質が映像作品の受け取り方に直結するという事実があるんです。

本日よりほぼ3か月間、かなりの回数、新潟まで通うこととなります。本日は蕎麦ランチ。またおいしいランチに出会えればいいなあ〜♪

お蕎麦ランチでひといき

字幕ソフトウェア「おこ助」関連業務終了のお知らせ

2023年10月5日
おやすみおこ助くん

このたび、ソフトウエア「おこ助」シリーズおよび、その関連製品の発売・販売とテクニカルサポート業務を終了し特定非営利活動法人メディア・アクセス・サポートセンターへ譲渡することとなりました。
当社での関連業務の終了は、2023年10月31日(火)となります。

2022年末から2023年年始の営業について

2022年12月28日

当社は2022年12月28日まで営業いたします。新年は2023年1月5日(木)から営業しております。

2022年夏期の営業について

2022年8月5日

本年度、当社の夏期休業期間は、2022年8月19日(菌)~2022年8月22日(月)とさせていただきます。

「おこ助Pro3」アップデートに関する重要なお知らせ

2021年6月19日
勉強おこ助

おこ助Pro3の最新版「バージョン3.2.12」にて自動アップデート機能の不具合に対する修正をおこないました。
3.2.11以前のバージョンでは自動アップデータが配信されませんので、新バージョンご希望の方はお申し込みが必要です。