佐賀市で制作者養成のための講座
在宅業務を求める人が増えています
佐賀市にあるNPO法人ひとり親ICT就業支援センターさんにて、住友商事さんとMASCさんの援助を受け、主に聴覚障害者に対応した字幕をプロレベルで作成できる制作者を養成するための講座が、2月1日より始まりました。
期間は約3か月。お仕事を持ちながら週末2日間通われ、空いた時間に課題をこなすスタイルでは正直言って全てをマスターするには短いのですが、それでも限られた時間を有効に使って120%吸収しようと、皆さん本当に熱心に取り組んでおられます。
将来の自分の可能性にチャレンジする
皆さんを応援します
聴覚障害者用の字幕と呼ばれるものの制作に携わる人は、放送用を含めてけっこうな人数になってきている昨今ですが、実際に数々の映像媒体とともに提供されているものが、本当に当事者目線になっているかどうかといえば……
私たちの講義では、文字で映像の中の音を伝えるという、困難な「翻訳作業」の完成度を上げるために、どうすべきかを体得していただくことを主眼としています。そのために、自分目線で培われ常識に縛られた今の感覚を疑えというところからはじまり、 聴覚と感情との結びつき、いわゆる字幕としてのお作法部分、文字や漢字表記の方法、映像作品の読み解き方などなど、幅広い方向からの知識をお伝えしています。字幕ソフトの使い方やPCスキルの部分もあるのですが、仮に字幕制作ソフトが使えたとしても、聞こえない状況で音の情報がきっちり伝わる字幕が作れるようになるわけではないのです。それは、ワープロソフトが使えるだけでは文筆家になれないのと同じこと。
きっと将来、受け手側の立場で「伝える」を担う制作者がたくさん増えることを願って次回も飛行機に乗ります。
このたび、ソフトウエア「おこ助」シリーズおよび、その関連製品の発売・販売とテクニカルサポート業務を終了し特定非営利活動法人メディア・アクセス・サポートセンターへ譲渡することとなりました。
当社での関連業務の終了は、2023年10月31日(火)となります。
おこ助Pro3の最新版「バージョン3.2.12」にて自動アップデート機能の不具合に対する修正をおこないました。
3.2.11以前のバージョンでは自動アップデータが配信されませんので、新バージョンご希望の方はお申し込みが必要です。
新型コロナウイルス対策の特別措置法に基づく緊急事態宣言および期間延長の状況を受け、各種お問い合わせ、サポート、受注・出荷などの業務を一部縮小実施しております。