神奈川と神田で聴覚障がい者用字幕制作者養成の講座
暑い日が続く2013年の夏ですが、新潟に続いて、東京の神田にある日本映像翻訳アカデミーさんでJVTAとMASC共同開催の「バリアフリー視聴用 音声ガイド&字幕ライター養成講座」。さらに神奈川では「神奈川県在宅就業支援事業」の一環として行われた「字幕制作者養成講座」で、約2か月にわたって代表の宇賀が講師を務めました。

字幕制作に理解力と語彙力は欠かせません
一般的に“字幕”は映像作品の情報の補助として存在するものと位置づけられていますが、実際には、その補助がなければ内容の理解が難しいといった場合に利用されています。必要な人にとって、字幕は映像作品に向き合う際の重要なインターフェースの役目を担っていると考えるべきではないでしょうか。
たとえば海外の映像作品を観ているとき、正確な直訳ではなく意訳された翻訳で字幕が表示されているにもかかわらず、ほとんどの人が字幕どおりのセリフが話されていると思い込んで作品に没頭できるのはなぜでしょう? それはインターフェースとしての字幕の役割を意識して、いかに作品内容を生かしきるように作りあげるかの努力が払われているからなんです。
聞こえない人たちのために提供される、日本語音声の映像に対して日本語の字幕をつくるという場合において、翻訳字幕制作と同じような感覚は必要でしょうか? これらの講座は、そういった問いからスタートします。だいたいの方が聞こえたものを文字にして終わりと思っていらっしゃるので、求められることがあまりに広範囲に渡っていてビックリされることがほとんど。詳しいお話は、いずれの機会にでもお伝えできればと思います。
このたび、ソフトウエア「おこ助」シリーズおよび、その関連製品の発売・販売とテクニカルサポート業務を終了し特定非営利活動法人メディア・アクセス・サポートセンターへ譲渡することとなりました。
当社での関連業務の終了は、2023年10月31日(火)となります。
おこ助Pro3の最新版「バージョン3.2.12」にて自動アップデート機能の不具合に対する修正をおこないました。
3.2.11以前のバージョンでは自動アップデータが配信されませんので、新バージョンご希望の方はお申し込みが必要です。