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翻訳字幕やバリアフリー字幕字幕だけでなく、映像上には文字がいっぱい。
でも実は、その目的によって呼び方が違ったりします。

映像に文字を入れるための工夫の歴史が、
さまざまな呼び方がある理由

現在一般的に使われている“字幕”という言葉の由来は定かではありません。元来、お芝居や話芸の際に出す文字を書いた幕や長い紙のことであったと思われますが、映画が日本に輸入された頃に、セリフや説明の文字だけを映像作品の間に挟み込んで出していたものが、黒い幕に書かれた文字のように見えたからこう名付けられたとも考えられています。

日本で興行する映画に対しては、翻訳した言葉の内容を映像に入れこむ必要がありました。無声時代は上記のように映像と映像の間に文字を挟み込む方法でよかったのですが、トーキーの時代になると音を中断させて文字を入れるわけにはいかず、映像上に重ねて表示する方法に変える必要があったのです。映像に別の映像を重ねて入れる技術に“スーパーインポーズ”というものがあります。“スーパーインポーズ”技術で重ねて入れられた“字幕”は、“字幕スーパー”や“スーパー”といった言葉で呼ばれ、現在でも映画字幕のことをそう呼ぶ人も多いのです (映像の間に挟み込むものはそれと比較して“中間字幕”と呼ばれています)。

1950年代からテレビ放送が普及をはじめ、テレビ番組内で映像に重ねられた文字のことは、映画の字幕と同じようにとらえて一般的に“字幕”と呼ぶことが多くなりました。一方でテレビ技術の世界では映像に文字を重ねる際に“テロップ装置(TelOP -Television Opaque Projectorテレビ投射映写機の略-)”を使用したことから、映像上の文字のことを“テロップ”と呼ぶようになっていきました。

実際には、現在も映像の世界ではこれらの言葉が曖昧なままに混在しているのですが、近年の流れとしては音声や内容理解を補助するために入れるもの(英語のサブタイトルに該当するもの)を“字幕”、それ以外の文字や図などを“テロップ”と呼ぶことが多くなっています。また、スタッフ、キャストの紹介や権利者表記などは別に“クレジット”と呼ぶことがあります。

翻訳字幕をはじめとした、“字幕”自体の制作をお仕事としている人たちは、音声に対する理解に何らかの支障がある場合、それを映像上で補助するモノ(英語のsubtitleと同じ意)を字幕と呼んでいることがほとんどで、映像・映画業界内で専門性の高い独立業種して存在しているのです。

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