「きっと分かってくれる」は顧客が集まらない最大の理由
おいしいくておしゃれなのに、なぜかお客さんが入っていないお店。
値段は同じぐらいで他社の低品質商品が売れている。
こういったことを見聞きされたことはありませんか?
こだわりの店なのにお客さんが来ない。なぜ?
「ステキなものを提供されているのに、どうしてだろう?」と不思議に感じることことも多いのですが、そういったお悩みをお持ちのお店の方と何回かお話ししていると、共通する「ある考え方」が。
それは、どんなことだと思われますか?
「強い自己主張は美しくない。商品自体や出している結果、日頃の行動を見れば、分かる人はきっと分かるはず。」あなたは、そういった考え方に基づいてお店や業務を続けていませんか?
つつましやかな私たち日本人独特の美学だと思います。
でも残念ながら、その気持ちはかなりの高確率で誰にも分かってもらえていないと考えるべきです。
それどころか、誤解やコミュニケーションのすれ違いを増やしてお客様を失っているだけと言ってしまってよいと思います。
組織が大きければ、働いている多くの人にストレスと非効率が生じ、致命的なミスや対外的な問題が多発することでしょう。
でも理解できない相手のほうが悪いと思い込んで、ますます関係は悪化して……。
やっていることへの思いが強いほど、そしてあなたの立場が強いほど、人は離れていくのです。
集客はお客様とのコミュニケーション
何を考えていて、これからどうしたいのかを、細かいところまではっきりと表現できてこそ、周囲との円滑なコミュニケーションが築けます。また、そこをしっかりと行うことは、日頃の自分自身のアイデアや方向性を、より明確に突き詰めていくために有効でもあります。
お客様相手のお店であればなおのこと。
まず自分の考えややっていることをきっちりと整理して伝える努力を。
そして、お客様がどういう思いで受け取っているかを、細かく確認する習慣をつけることを試してみてください。
もし集客がうまくいっていないのなら、時間があろうがなかろうが実行することをおすすめします。
そのうえで、お店や会社の商品ひとつひとつが、お客様に何をもたらすものなのかといった視点で、分かりやすく説明できるようにすれば、違う結果が見えてくることでしょう。
実は、きっちりと集客できるホームページの制作や広告制作を行ううえでは、こういったことを確実に実行する必要があります。
「なんでそこまで……」
そうお感じになるかもしれません。
たしかに、“つくるだけ”で満足いただけるなら、そこまでは必要ないのですが……。
音が聞こえない状態、あるいは聞こえにくい状態で映像作品を見る。聴覚障害者だけでなく、予想以上に多くの人が、そのために字幕を必要としています。そして、その制作に携わる人になりたいのであれば、ここをぜひ確認しておいてください。
字幕はそれが必要な人にとっては映像作品の内容を知るための額縁のようなもの。どういった額縁を用意するかで、内容への影響度合いが変わり、作品のイメージも変わります。